矯正コラムblog

マウスピースが浮く原因とリスク・対処法

2026.08.24

「医療法人 岡田歯科」院長の岡田です。
マウスピース矯正中の患者さまから、「マウスピースが浮いている気がする」「歯にしっかり密着していない」といったご相談をいただくことがあります。
マウスピース矯正は、装置が歯にぴったり合っていることで計画通りに歯を動かす治療。そのため、浮いた状態を放置すると治療に影響が出る可能性も。
今回は、マウスピースが浮く原因や放置するリスク、対処法についてお伝えします。

マウスピースが浮く原因

マウスピースが浮く原因

最も多いのは、装着時間の不足です。マウスピース矯正では、1日20〜22時間程度の装着が推奨されています。装着時間が短いと歯が計画通りに動かず、マウスピースとの間に隙間ができてしまいます。
また、マウスピースを交換するタイミングが早すぎたり、歯の動きが治療計画とずれていたりする場合に浮きが生じることも。その他、マウスピースの変形や破損が原因となるケースもあります。

浮いたまま使用するとどうなる?

少し浮いている程度なら問題ないと思われがちですが、放置はおすすめできません。
マウスピースが歯にしっかりフィットしていない状態では、歯に適切な力がかからず、予定通りに歯が動かなくなる可能性があります。
その結果、治療期間が延びたり、次のマウスピースがさらに合わなくなったりすることもあります。
また、無理に使用を続けることで、一部の歯に過度な負担がかかる場合もあるため注意が必要です。

自分でできる対処法

マウスピースが浮いていると感じた場合は、まず装着時間を見直してみましょう。
また”チューイー”と呼ばれる補助器具を使用してしっかり噛み込むことで、マウスピースが歯に密着しやすくなることがあります。
ただし、無理に押し込んだり、自分で削ったり加工したりするのは避けてください。装置が変形し、かえって治療に悪影響を及ぼす可能性があるため、まずは落ち着いて原因を確認することが大切です。

歯科医院へ相談するタイミング

マウスピースを数日装着しても浮きが改善しない場合や、明らかな隙間がある場合は歯科医院へ相談しましょう。
また、痛みが強い場合やマウスピースの破損が見られる場合も早めの受診をおすすめします。
状況によっては現在のマウスピースを継続して使用する場合もあれば、一つ前のマウスピースに戻したり、新しい装置を作製したりすることもあります。
自己判断で対応せず、歯科医師の指示を受けることが重要です。

気になったら、まずは早めに相談を。

気になったら、まずは早めに相談を。

そのまま放置すると治療計画に影響する可能性があるため、「少し浮いているかも」と感じた時点で確認することが大切です。

気になる症状がある場合は自己判断せず、お気軽に当院までご相談ください。早めの対応が、スムーズな矯正治療につながります。

078-453-4601

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